毎年、1月17日は神妙な面持ちで過ごしています・・・ 関東圏にお住いになる皆さんのご記憶では、もう少し薄れているかもしれませんが、おいちゃんは忘れられない出来事が突然起こりました。
そうです『阪神・淡路大震災』です。
当時、神戸・大阪に多くの友人知人が住んでいました。 この地震は、戦後初めての都市直下型地震で大勢の方々が亡くならたことは、新聞やニュースで報じられたと思います。
幸運なことにおいちゃんの友人知人に亡くなられた方はいませんでしたが、住まいや仕事先が倒壊したりして大変な状況に置かれていました。 そんな中、生活物資がとにかく不足していた事を耳にして、余震も落ち着いた7日後に持てるだけの生活物資を担いで、後先を考えずに神戸に向かいました。
当時の記憶では、大阪までは交通機関も街並みも平時と変わらない様子でしたが、県境の川を渡り尼崎に入った途端、風景が一変したことを覚えています。
それから先は、倒壊した建物の瓦礫の中を友人の会社まで1・2時間ほどかけて徒歩で向かいました。
ニュース映像でなく実際の被災地を目の当たりにして、自然と涙が流れて胸が押しつぶされそうにな感覚になっていたことを今でも鮮明に記憶しています。
その後、『阪神・淡路大震災』の教訓をもとに建物耐震基準・検査基準等が再度見直されました。
おいちゃんが、中古住宅でも新築住宅でも【耐震性能と基礎構造】にこだわる理由は、ここからきています。
そして、一番大事なキモは多摩・八王子地区は地盤と災害に強い街だからです。
今日は、過去の経験からの独り言でした。