法事で、足利に行ってきました。

義父の33回忌で、菩提寺のある栃木県の足利に行ってきました。姉夫婦や従兄弟そしてその家族を含めた親族が、一堂に集まるのは久しぶりの事です。

何時の間にか幼い孫に囲まれて・・・にぎやかな法事です。 本堂では読経の最中でも、幼い孫たちはお構いなしにぐずり泣き叫びます。 苦笑いをしながら不思議と幸福感と安堵感を噛み締めながら、ご先祖様に感謝を伝えています。

親から子へ、子から孫へと自分も義父と同じ時間を経験しています。若い頃に幼い子供を引き連れて、義父の祖父の33回忌に出席したころを思い出します。 いつの間にか義父と同じ立場で、法事を行う事になっています。

無事に法事も終わり、食事会の会場に移動します。 場所は史跡で有名な『鑁阿寺・足利学校』の参道に面した食事処です。

ワイワイガヤガヤと大人数での会食も楽しく過ごし、食後は孫たちを引き連れてお散歩に出かけます。

「わらび餅スイーツ」のお店で大人も子供も、あれもこれもと大騒ぎです。

ご承知のように、建築フェチのおいちゃんは「わらび餅スイーツ」よりも参道の建物に興味が湧きます。 昭和初期の和洋折衷の建物や長屋をはじめ大正時代の大きな屋敷・蔵がそこかしこに補修を行いながら現在でも使われています。 時代を感じながらの散策です。

如何に、当時足利が絹織物で栄えていたかを垣間見ます。 現在では、観光客向けのお店が当時の面影を残すばかりですが・・・ 多くの方に見ていただきたい街の風景です。